海の上で電気をどうするか(その1)

仕事場というからには最低限パソコンとインターネットが使えなければならないが、こんな感じ
チャートテーブル
本来はチャートテーブルだけど、今は電子海図や液晶画面を持つプロッターやハンディGPSを使うことが多いので、紙の海図を見ることはあまりない。
仕事のデータ自体はクラウド上のサーバーにあるので、自宅からでも船からでも、iPadのようなタブレットからでも同じファイルにアクセスできる。つまり、厳密に言えば、オフィスはネット上のサーバーということになる。
このテーブルの下はこんな感じ
小型インバーター
配線がごちゃごちゃしているが、斜めのステンレスのサポートの向こうにあるのが、いままで使っていた500Wのインバーター(直流を交流に変換する装置)。
ファンヒーターや電動工具用に新しく設置した1800Wのインバーターはこちら
インバーター
中央下の黒いのがインバーター(液晶の赤い文字は13.5Vを示している)。
それに載っている白い小さなものはモバイルのWiFIルーター(ドコモのクロッシー)。
左下の黒いものがインバーターのスイッチ。
この写真の上に見えているのは煮炊き用のカセットコンロ。元々、プロパンガスの設備がついていたのだが、外洋にでるわけではないので、入手が容易なカセットコンロに変更した。
インバーターを置いているところは野菜などの収納用スペース(今のところ仮設置)。

船酔い

快晴だけど北東よりの風が強く、港の中までうねりが入ってきて船が横揺れするので、キャビンの中でパソコンを見ていると船酔いしそうになる。
あわてて、お湯をわかしてコーヒーを淹れたところ。
キャビン
目を使うこまかい作業をしなければ問題はないのだが、いまのところ、これが唯一の克服できない問題点。

阪神淡路大震災

1月17日は阪神淡路大震災から二十年になる。
直接体験したわけではないが、人生、いつ、どこで、どうなるかわからないということを改めて感じさせられたわけで、それをきっかけに本気でフリーランスで生きることを目指し、数年後に完全なフリーランスの翻訳者になった。
それからさらに二十年経ち、母親の入退院、死亡と、それとほぼ時期を同じくして生じた身体の不調(いまはほぼ回復したが)をきっかけに、業務内容を少し変えることにした。つまり、残りの人生は、同じ翻訳でも食べるための翻訳(契約書などの法律関連の文書の英訳・和訳)から書籍の翻訳(出したい本の翻訳、出したい/出すべき本の出版)へと切り替えることにした。
まだ舵を切ったばかりで、海のものとも山のものともわからないが、「…をしておけばよかった」という後悔だけはしたくない――というわけで、海に浮かぶオフィスもその一歩ということになる。
海に浮かぶオフィス

暖房

船ではパソコンもインターネットも問題なく使えるようになっているが、冬のオフィスで一番の問題は暖房。
これまでは小さなカセットガスを使っていた。
カセットガスストーブ
キャビンは狭いので暖かさは問題ないが、カセットボンベ1本で2時間ほどしか持たないので、仕事で使うにはもっと長く持つものが必要になる――というわけで持ち込んだのがファンヒーター。
ファンヒーター
ファンヒーターを置いた場所はキャビンとセールなどを入れておくフォクスル(背後のカーテンの奥)の間。
左側がトイレで、右側が衣類ロッカー。
真上に明かりとり用のアクリルをはめ込んだハッチがあり、そこに換気用のソーラーベンチレーターを組み込んである。
本来はトイレの臭い対策だが、ハッチを閉めていても日が差していれば小型の換気扇みたいなものが、無人でもずっとまわっている。
換気
カーテンを明けるとフォクスルだが、そこにも大きな開口部となるハッチがあり、こちらも換気には使える。
灯油は灯油缶に入れたものを桟橋の保管ケースに入れておけるが、問題は電気。
クラブで桟橋に電気を引くという話は十年以上前から懸案になっているのだが、一向に実現しないので、自分で手配するしかない。
ファンヒーターの運転中の消費電力は少ないので、今取り付けている500Wのインバーターで問題ないのだが、メーカーの仕様書によれば初期起動で短時間だが900W超の電力が必要になるらしい。
より大型のインバーターを注文して届くのを待っているところ。
来週の中頃にはファンヒーターも使えるようになると思う。

再出発

新年あけましておめでとうございます。
散歩中の小道
1月1日の散歩道
有料サイトなのに更新間隔が開いたら広告が入るそうで、手直しを含めて検討中です。