冬の暖房 カセットガスヒーターから FFヒーターへ

海の上の編集室というくらいで、海の上に浮かんでいますが、冬は気温より海水温が高かったりするので、小さなカセットガスのヒーター1個で、けっこう温かくなります(写真。これは屋内使用可のもの)。

IMG_0910s

船体も外殻構造とインナーハルで二重になっているので、暖房効果は高いです。

が、カセットガスの問題は二時間ほどでカセットを交換しなければならないことと、空きボンベがたくさん出るので、処分するにも、いちいち穴をあけなければならず、結構、面倒。

家庭用の石油ファンヒーターを使ったこともありましたが、こちらは100Vの電源確保が大変。

設備の整ったマリーナと違って陸電(家庭用の交流100Vの電気。ヨットやボートの世界ではこう呼びます)設備がないので、12Vの直流を交流に変換するインバーターを用意することになります。

しかし、船に設置してあるバッテリーの容量ではファンヒーターを長時間使用できないので、発電機をまわさざるをえません。

となると、船の燃料(軽油)とは別に発電機用のガソリンとファンヒーター用の灯油も運んでこなければならなくて、これまた面倒。

まあ、ヨットなんて、ボートや車に比べれば、手のかかる面倒な乗り物なのですが、趣味では手のかかるほど楽しかったりするものの、こういう作業は必要に迫られてやむをえず、、、なので、あまり面倒なのは御免。

というわけで、今年の冬はキャンピングカーなどでよく使われているFFヒーターを取りつけてみました。

IMG_0913s

普段は使わないセールや救命胴衣が置いてあるフォクスル(船首物置)に仮設置したところ。

左の排気管と消音機(銀色系ステンレス)がむき出しになっていて、さわると熱いので、今はホームセンターで買ったアルミ製の排気用の筒(径7.5mm)をすっぽりかぶせて、排気は上のハッチから外に出しています。

左がトイレ、右が洋服入れ。その間に温風の送風管(黒色)が伸びているので、トイレに入るときには送風管を横に向けるか取り外さなければならないのですが、これは仮の設置で、今年使って問題がなければ、最終的には(来年の冬までには)船尾の空いているコクピットロッカーに移動させる予定です。

IMG_0915

中央の壁(バルクヘッド)の上の白い円形のものは一酸化炭素検知器、その下の縦長の計器は気圧計、温度計、湿度計のセット。その左にFFヒーターの電源スイッチ(この電源スイッチを入れてリモコンでオンにする、という手順)、奥のカーテンの下にヒーターがあります。使用中はカーテンは右に寄せます。