先週の日曜の話だけど、久しぶりに暖かかったのでヨットの舫いを解いて海上散歩。
前方の水平線あたりに釣り船が浮かんでいる。
薄曇りで、ときどき日が差すが、靄(もや)というか霧(きり)というか、視界が悪い。黄砂にしては時期が少し早い──中国から飛んできた汚染物質のせいらしい。
日本の高度成長期には、大気汚染のため大都市では光化学スモッグが発生したものだが、それとは無縁だった田舎で、この数年、中国の高度成長による大気汚染のため、光化学スモッグが発生するようになった。
それはともかく、港に戻る途中でエンジントラブル。
ヨットの船内機はディーゼルエンジンで、コクピットにあるレバーで前進・後進や回転をコントロールするのだが、そのコントロールがまったく効かなくなった。
車でいえば、マニュアル車でクラッチがすべってギアが変えられない状態。逍遥はその部分が簡単に見られないようになっているので(10本近いネジを外さなければならない)、とりあえず港の沖でアンカーを打ち、同じ港のヨット(右の黄色 Vient)にSOSの電話をして、横抱きした状態で港まで曳航してもらった。
港に戻ってから、コントロールレバーの裏側の化粧パネルを外してみると、コントロール用ワイヤ2本(1本はギアの切り替え、1本は回転数のコントロール)のうち、1本が折れ曲がっていた。
こちらは拡大写真
というわけで、専門の業者に依頼して現在修理中。
交換部品が届くまで、しばらく乗れないので、たまっているいろいろな作業をすることにするが、それはまた後日、、、
[02/12/2011]