本渡瀬戸の南側の出口にあたるところに五色島という小さな無人島があり、市営のキャンプ場になっていたが、施設が取り壊されたという話を聞いたので確認に行ってきた。
こちらは有明海側から瀬戸に向かうところ(北から南へ)。手前に見えるのが車用のループ橋、奥に見えるのが歩道橋。右が下島、左が上島。
歩道橋に接近したところ。中央の可動部は船の高さに応じて高潮線から17mまで上昇する。
途中の下島側の護岸に「岩礁注意」の文字。潮が引いているときは、このように岩が出ているのでわかりやすいが、満潮時は護岸まで海面があって広々と見えるので出会った船をかわそうと端によりすぎると座礁する。うちのヨットクラブにも座礁したヨットが少なからずいて、ひそかに**瀬と呼ばれている(**は艇名で、数か所ある)。
これは潮目。
潮が引くときに北の有明海方面への流れと南の不知火海方面への流れが瀬戸周辺で分かれている。満ち潮のときは、その2つの流れがぶつかる。
五色島が見えてきた。
釣り人のいるところをかわして右へ回り込む。
中央に船をつける桟橋が見える。
接近してみると、桟橋先端の位置が島に近すぎる、、、もう少し接近してみると
以前にはヨットでも係留できるほど沖に出ていた桟橋が短くなっている。水深を確認するためあえて干潮時に来たのだが、これではヨットで、ちょっと上陸して遊ぼう、というのは無理、、、陸上の施設も解体されてないようだ。
こちらは戻る途中の干潟での潮干狩り(緑灯台のある上島側)。
遠くに見えるのは天草四郎伝説に由来する談合島の異名を持つ湯島。
こちらは本渡港沖の赤灯台。
先日、瀬戸方面へ向かうのに、この灯台の右側を進んで座礁したヨットがあった(なんとか自力で脱出したが、、、)。
砂地に座洲しても、沖側にアンカーを打って潮が満ちてくるまで待っていればよいが、、、
満潮のときは海水におおわれるので、つい通れるように錯覚してしまう──らしい。
ちなみに、日本では、港に入港する船は赤灯台を右舷側に見て進入するのが原則(道路と同じで国によって右と左が逆になる場合がある)。
[04/30/2012]